☆冷やし和風塩ラーメン
色鮮やかなトッピング類が飾られた丼からは、冷たい事もあり何かの風味が強く香る事はないが、スープを口にすると、しっかりとした魚介の風味が広がる。海老の周りのスープ、ナメコの周りのスープと部分的に味が違い、始めにいろいろな味を楽しめるのは面白い。表面には比較的多めの油が浮いており、この油が口内をコーティングしてしまい、スープの素材感は捉え辛くなってしまっているが、口当たりがとてもあっさりとしており、飲み口も軽やかなサッパリとしたスープだ。塩は、甘さを感じる塩梅で程よい塩気は私好みだった。やや細めの麺は、ツルッとした麺肌やしっかりとしたコシは好みのものだが、スープとの相性はどうだろう?お世辞にも持ち上げが良いとも言えないし、スープが麺に負けてしまっているような印象を受けた。ネバネバ系の食材である、オクラやなめこは好きだし、あっさりとしたミンチに油揚げもスープとの相性は悪くはないが、甘みのあるスッキリとしたこのスープにネギとカイワレは少しだけ邪魔に思えた。しっかりと美味しい一杯である事には違いはないが、もっとスープに厚みがあるとより好みに近かったかもしれない。
☆濃厚極太つけ麺・中盛り
何グラムあるのだろうか?丼いっぱいに盛られた麺は、ツルッと喉越しが良く、締められている事もあり、コシや弾力はしっかり。噛み締めると小麦の風味がフワッと広がり、しっかりと旨い麺だ。その麺を潜らせるつけダレは、甘酸っぱく、スープの旨味よりも先に独特な甘さのあるタレ味とピリッとした辛さが舌にのり、その後からこれでもかというぐらいに強い魚介の風味が口中に広がる。動物系の旨味は、濃厚ではないが、コクや甘みは充分すぎるほどで、以前の事を思えばバランスが良くなっており、確実にブラッシュアップしているようだ。最後はスープ割で出汁の旨味を楽しみながら完食したが、私には鰹粉が多すぎたようだ・・・。
☆特製極太つけ麺
強い魚介の風味が漂うつけダレの表面には、薄っすらと脂の層が出来ており、たっぷりの鰹の粉が盛られている。中には、炙りチャーシュー・メンマ・ナルトなどが入り、刻み玉葱と脂を揚げた物が浮き沈みしている。つけダレをそのまま啜ってみると、程よい動物系の旨味と魚介の風味が口中に広がり、控えめな甘味を帯びた酸味とピリッとした辛味が味をキリッと引き締めている。大量の鰹粉のおかげで、魚の風味が強い物になっているが、逆にスープ自体の魚の旨味を楽しむには、少し邪魔に思えたが、魚の風味が好きな人なら、はまる味だろう。ただ、後味が妙に甘く、砂糖のようなネットリとした甘さがいつまでも口の中に残るのが気になった。極太・・・と言うほど太くはない麺は、程よく締められており、強いコシと滑らかな喉越しを楽しむ事が出来る。つけダレとの相性は悪くないと思うが鰹粉がやたらと麺に絡み付いて少々、啜り辛く感じた。最後は、スープ割でスープ本来の旨味を味わいつつ、一応完食。基本的には好きな味だが、イマイチしっくりとしない一杯だった。
☆新味噌つけ麺
熱々の器に注がれた、つけ汁の表面には、厚い脂の層が出来ており、その下には、細かな魚粉と胡麻が浮き沈みしている。レンゲで表面の脂のみを掬い、口にしてみると、脂の甘味と共に、控えめな魚介の風味がふんわりと広がる。熱々の麺をつけ汁に潜らせ、持ち上げてみると、白い湯気と共に甘味を帯びた味噌の香りが漂う。麺をズルズルッと啜ってみると、小麦の香りと共に味噌と魚介の風味が口の中に広がるが、麺の風味がやや強く、相性はあまり良いようには思えなかった。つけ汁をそのまま飲んでみると、味噌の味わいとスープの旨味を損なわない程度の柔らかい酸味があるが、味の引き締め役になる辛味が弱く、全体的にぼんやりとした印象が残る。麺の食感はモッチリとした物だが、表面のぬめりと、やや粉っぽさが気になるものだった。最後はスープ割りで、完食はしたが、イマイチしっくりとしない一杯だった。
☆魚系和風冷やしつけ麺
丼に盛られた麺は2種類。まずは麺だけを口にしてみる。轍つけ麺と同じだと思われる太めの縮れ麺は、しっかりと締められており、ツルッとした喉越しと適度なコシがある物。もう一方のそば粉を使用したという麺は、喉越しは良いが、粉っぽく口の中でプツプツと切れてしまい好みではない・・・。キリッと冷えたつけ汁に麺を潜らせ、ズルズルッと啜ってみると、表面に浮いた胡麻油を持ち上げてしまい始めの数口は、胡麻油の風味しか感じない・・・。つけ汁自体は、ピリッと辛味を効かせ、控えめだが爽やかな柑橘系の酸味があるもの。醤油は、程よい風味とコクがあるが、妙に後味が甘く感じる・・・。魚出汁の風味は醤油にやや押され気味で出汁感を楽しむには少々醤油が強いように思えたが、オクラと揚げの食感が良いアクセントになっており、面白い仕立てのつけ汁だと思う・・・。好みからは外れる物だったが最後まで楽しませてくれる一杯だった。
☆特製轍つけ麺・特盛り
つけダレの入った丼を持ち上げ鼻を近づけてみると、オープン当初に比べると魚介の香りはそれ程たってはいない。びっしりと脂の層が出来ているつけダレをそのまま啜ってみると、程よい動物系の旨味と魚介の風味がバランス良く広がり、つけダレから漂う魚介の香り以上に魚の風味を強く感じる。醤油ダレは、程よい醤油感とコクがあるが香りはやや控えめだろうか・・・。酸味と辛味は、酸味が少し強めではあるが、スープの旨味を損なわない程度。前回のように味の輪郭がぼんやりとしている事なく、なかなかしっかりとした、つけダレだ。中に入っているチャーシューは、香ばしく肉の甘味を楽しむ事が出来るが、ガス臭さが気になって、しかたがなかった。麺は、あつもり。特盛りにした事で360グラムと食べ応えがあったが、つけダレとの相性・食感は良いようには思えなかった・・・。チャーシューの香りと、つけダレ・麺のバランスがイマイチだったが、前回のあまり良くない印象を払拭する事ができた。
☆轍ラーメン
目の前に運ばれて来た丼からは、嗅覚を刺激する魚介の香りが漂ってくる。茶濁したスープの表面には、やや多めの脂と少量の唐辛子が浮き、熱々のスープを啜ると程よい動物系の旨味と魚介の風味が広がり、スープの旨味がしっかりと舌にのってくる。食べ進むにつれて唐辛子の辛さが舌を刺激して、スープの旨味を感じ取りにくくなってくるが、味わい深く、アッサリとた旨いスープだ。ロールタイプのチャーシューは、箸で持ち上げられないほど柔らか。香ばしく肉の旨味もしっかりと残っている。煮玉子は程よい半熟加減で優しい味付け。太縮れ麺は食感が良く、しっかりとスープを持ち上げてくれる。オープン初日に、つけ麺を食べてあまり良い印象がなかったが、“轍ラーメン”は好印象。なかなか満足度の高い一杯だった。
☆特製轍つけ麺
つけダレが運ばれてきてから麺が来るまでに相当な時間がかかる・・・箸をつける頃にはつけダレは、かなりぬるい。少量の唐辛子・背油が浮くスープからは醤油ダレの香りの奥からほんのりと味噌のような香りが漂う。サラッとしたスープを啜ると・・・輪郭がはっきりとしていなく、ぼんやりとしている。動物系の旨味・魚介の風味は共に弱くスープの旨味が乏しい・・・。醤油ダレもあまり効いていないしコクも感じられない・・・。辛味・酸味は控えめだがスープが弱いだけに酸味がかなり前に出てきてしまっている。つけダレの中には、一口サイズに切られたチャーシューと大ぶりで厚く切られたものが入る。味がよく染みていて食べ応えのあるチャーシューだ。メンマも数本入っているが、これと言って何も思わない。中太のやや縮れた麺は、モッチリとした食感だが表面にぬめりあり、好みの物ではない。最後にスープ割りを頼んでみたが、温度は左程上がらず・・・出汁の風味が増す事もなく、味噌のような風味が前に出てきて、まるで味噌汁を飲んでいるようだ。鳥居式出身という事で期待をしていたが・・・満足の出来る一杯ではなかった。今後の進化に期待したいところだが・・・
麺屋 轍
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| 店舗 |
店内 |
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| 冷やし和風塩ラーメン |
濃厚極太つけ麺・中盛り |
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| 特製極太つけ麺 |
新味噌つけ麺 |
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| 魚系和風冷やしつけ麺 |
特製轍つけ麺・特盛り |
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| 轍ラーメン |
特製轍つけ麺 |
| メニュー |
| 轍ラーメン |
700円 |
| 轍つけ麺 |
700円 |
| 轍ラーメンII |
700円 |
| 特製轍ラーメン |
850円 |
| 特製轍つけ麺 |
850円 |
| 特製ラーメンII |
850円 |
| トッピング |
| チャーシュー |
300円 |
| 煮玉子 |
50円 |
| メンマ |
50円 |
| のり |
50円 |
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